「太陽光発電アリと太陽光発電ナシ生活」本当に得なのはどっち?

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「太陽光発電って儲かるんですか?」

これから家を購入・建築しようと検討している人から、きまって聞かれる質問です。

そうでなくとも、一戸建てに住んでいる人であれば一度は「せっかく屋根があるんだから、太陽光発電で稼げないかなあ」と考えたことがあるはず。

でも、本当に太陽光発電は儲かるのでしょうか?

■太陽光発電に注目が集まりはじめた理由

そもそも太陽発電が注目されはじめたのは、東日本大震災のときの福島原発事故以降。

輪番停電や脱原発などが理由にあげられるのでしょうが、いちばんの理由は、2012年7月に施行された、「再生可能エネルギー特別措置法」です。

この法律は、

(1)電力会社に対して、再生可能エネルギー発電事業者から政府が定めた調達価格およびその期間による電気の供給契約の申し込みがあった場合には、応じるよう義務化。

(2)制度運用に伴い電気事業者が電力の買い取りに要した費用は、原則「賦課金」(サーチャージ)として国民が広く負担する。

という、おもにこの2つが柱になっている法律。簡単にいえば、

(1)太陽光発電で発電した電力に関しては、一定の金額で電力会社は買い取らないといけない。

(2)そのかわり、買取にかかった費用は、毎月の電気料に上乗せして国民全体に支払ってもらう。

という制度です。つまり太陽光発電をしている人は、少し高値で電力を買い取ってもらい、していない人は、その買い取り費用だけを負担させられるという制度なのです。

 

続きは・・・・。