保険料があがる??

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日銀がマイナス金利を導入して早9ヶ月。

今回の政策決定会合を見ても、長期金利の低金利の長期化はほぼ決定的になりました。

この影響で、銀行の業績が急激に悪化しているのはご存じのことと思います。

しかし影響はもちろん銀行以外にところも出始めています。

 

その最右翼が生命保険会社です。

生命保険の保険料というのは、純保険料+予定利率+事業費率で決まります。

当然ですが、皆さんから預かった保険料を将来どれぐらいで運用できるのかということを予定して、その逆算で保険料を決めている訳です。

 

逆な言い方をすれば、運用してたくさんの利息が稼げると予測できれば、その分保険料を下げることができるし、運用できないと見込めば保険料が高くなるのです。

しかも、生命保険というの一度お約束して運用利率を簡単に変更できる商品はとても少なく、ほとんど商品が契約時に予定していた利率を守らないといけません。

もし、今後この低金利が継続すると見込まれると当然、予定利率は下げざるをえません。

つまり保険料が高くなる可能性が高いということです。

 

もし保険の見直しを検討するのであれば、今かもしれませんね。

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ご無沙汰しました。

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気が付いたら2ヶ月ブログを更新していませんでした。

最後にブログを更新したのは、真夏の8月でした。

昨日仕事で札幌に伺ったら、もうダウンジャケットを来てマフラーしている人がいました。

いやー改めて2ヶ月で景色は変わるもんですね。

OPECでわずかながら、原油の減産が合意されました。2014年中盤から下がり続けた原油価格がある意味ゴールを迎えたと考えられます。

しかし、だからと言って、原油価格が2年前の水準に高騰することはもはや考えられません。原油が1バレル50ドルを越えれば、シューエルガスは損益分岐を超えて稼働し始めます。

そうすれば価格はそれ以上あがることはない。

 

つまり、原油価格は長期の価格停滞に入った訳です。今後も戦争がない限り、1バレル50ドル付近で前後していくのでしょう。

 

日銀も金融政策目標を緩和量ではなく、長短の金利に変更しました。短期金利-0.1%。長期金利が0%。

これもこの状態が今後長く続くことを意味しています。

 

「ニューノーマル」という言葉言われ出して久しいですが、本当に停滞が長期続く「新しい時代」に突入しました。

 

今までの常識が全く通用しないでしょうね。この先は・・・・。

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