1月29日に日本銀行(日銀)が突然、「2月から金利を-0.1%にします」と発表しました。
このとき、きっと多くの方が「金利がマイナスってどういうこと?」と疑問に思ったのではないでしょうか?
通常、プラスになっている金利がマイナスになるということは、お金を銀行に預けると利息がもらえるのではなく、反対に利息をとられるということ? それとも、逆にお金を借りると利息がもらえるってこと?
いままでになかったことなので、見当がつかないですよね。
これは、民間銀行が日銀に預けているお金のうち、一部にマイナスの金利をつけるという限定的な方法。
いまのところ、私たちが銀行に預けているお金や借りているお金がマイナス金利になることはないだろうといわれています。
とはいえ、もちろんまったく影響がないわけではありません。
たとえば、このマイナス金利によって銀行は、「お金を払って日銀にお金を預けるか、他にお金を貸すか、運用するか」という選択を迫られたことになります。
同時に、住宅ローン金利が大きな影響を受けました。
というわけで今日は、住宅ローンを組んでいる人にとって気になる“住宅ローン借り換えのポイント”についてお話ししたいと思います。
■いま住宅ローン借り換えのチャンス?
長期固定金利でもっともポピュラーな『フラット35』の金利を見ると、最低金利は2月の1.48%から3月の最低金利1.25%まで、0.23%引き下がっています。
そのため「住宅ローン史上最低金利」などという言葉が、あちこちで飛び交いはじめました。すでに住宅ローンを借りている人なら、「住宅ローンを借り換えるならいまかも?」と思っても当然でしょう。
ファイナンシャルプランナーである筆者のところにも、3月に入ってから借り換えのご相談が急増しています。
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