自転車事故の恐ろしさ

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こんにちは、星野です。

 

 

2016年も半分が過ぎましたね。

これから夏本番を迎えます。

子どもたちにとっては楽しみな夏休みがやってきます。

反対に、親にとっては子どもの世話の時間が増えて厄介なのかもしれません。

 

 

夏休みは、地元の祭りや海、川、花火など、イベントが盛りだくさんです。

イベントが多いがゆえに、外出が増え、それに伴い危険も増える傾向にあります。

特に子どもが自転車に乗って遊びに行くことに、不安を覚える保護者も多いでしょう。

実際、自転車の事故の補償について問い合わせは、確実増えています。

 

 

この背景には次のようなニュースを聞いているからだと思います。

「少年が起こした自転車事故で、母親に賠償金約9500万円の支払命令」

最近は本当に自転車による、歩行者との衝突事故が増えています。

そして、事案によっては高額賠償を命じるケースも出ています。

 

 

先ほどの9500万円の賠償が命じられたケースを詳しく見てみましょう。

これは当時小学校5年生だった少年が乗った自転車が、歩行中の女性と衝突した事故です。

この少年は夜に、マウンテンバイクで下り坂を猛スピードで駆け下りていたそうです。

そこで散歩中の女性がいるにも関わらず、前方不注意で正面衝突となりました。

女性側にはほとんど落ち度はありません。

この事故により、女性は意思疎通ができないほどの障害を負いました。

そして将来の介護費約3940万円。

事故で得ることのできなかった逸失利益約2190万円。

けがの後遺症に対する慰謝料約2800万円。

その他の費用を含み、約9500万円の賠償命令が、子どもではなく母親に下されました。

責任を負うのは親なのです。

子どもには責任を負う能力が無いため、親にその責任が回ってきます。

 

この事故は本当に最悪の事態に陥ったケースでしょう。

しかし現実に起きていることです。

こうなったとき、あなたならどうしますか?

 

ここまでの大事にならなくても、数多くの危ない場面があるはずです。

1件の重大な事故の裏で、29件の軽微な事故があり、300件の危ない場面があると言われています。

いまや自転車事故は億単位の賠償が発生してもおかしくない状況です。

 

 

だからこそ自転車事故の補償がとても重要になるのです。

これは子どもに限らず、自転車に乗る大人にも起こり得ることです。

 

自転車事故の補償は、自転車に乗るすべての人が考えるべき重要な補償であることを認識しましょう。