人生100年!?パートの働き方について

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こんにちは。昨年末はずっと風邪をひき続け、今年に入って今のところ元気な中尾です。

1/6(土)の日経新聞に『人生100年 年金活用を再考』という記事があり、そこにパートの妻の働き方について載っていました。なるほど、と思いましたので、ご興味ある方は、是非。

ご存知の方も多いと思いますが、今年に入り、「配偶者控除」の制度が改正されました。

会社員の妻がパートで働く場合、昨年までは「103万円の壁」があり、これを超えると夫の配偶者控除が減らされていました。しかし今年からは妻の年収が150万円までなら夫には上限いっぱい38万円の配偶者控除が認められます。

それでは、150万円を超えたらどうなるのでしょうか?

そうです、夫の扶養から外れ、自分で健康保険や厚生年金などの社会保険料を払うようになるのです。そうなると、給料からその社会保険料が引かれるため、手取りの収入は少なくなります。

手取りの給料が少なくなるのであれば、150万円超えないように働こう…と思う方も多いかもしれません。

この記事では、パートの妻が

①年収110万円 ※企業の規模や働く条件(年収106万円以上など)によって厚生年金に加入が必要になったため

②年収150万円

で厚生年金に加入して10年間働いた場合の手取りの増減額(年収105万円と比較して)と将来の厚生年金の受取額について書いてあります。

因みに、10年間働いて年収105万円の場合と比較すると、手取りの差は①-110万円、②+190万円です。

続いて、将来の厚生年金受取額については、①年間約6万円、②年間約8.2万円。(65歳から受け取る場合)

①の場合は、83歳時に元を取り戻すことができます。※2016年時点、女性の平均寿命は87歳。

②の場合は70歳まで生きていた場合に既に+239万円お得な計算になっています。

①でも②でも上記年齢で元が取れるのであれば、もし100歳まで生きた場合はもっとプラスになるということですよね。

こうやって数字に出ると、手取りが少なくなるのは嫌ですが、長生きリスクに備えて厚生年金をかけておくことも大事なような気がしました。そして、どうせ厚生年金に加入するのであれば、できるだけ働いた方がいいなぁ、と感じました。

 

今年はもう少し運動をして風邪をひかないように元気になります。

今年もどうぞよろしくお願いします。