こんにちは、星野です。
9月1日は防災の日です。
関東大震災や風災、水災、高潮などの認識を深め、これに対応できる準備をするための「防災」思想や訓練を目的に制定されたものです。
4月の熊本地震では、震度7クラスの地震が2回も立て続けに発生しました。
そして、8月末には台風が初めて東北に上陸しました。
災害というのはいつも「想定外」の出来事が起こり得ます。
災害に備えるために一番重要なことは、
自分が被害に遭うことを、どれだけ想定できるかです。
被害に遭った自分をイメージすることで、何に対してどんな備えが必要かは、おのずと見えてきます。
洪水が起きたらどこが危険なのか。
避難場所はどこか。
そもそも避難場所まで行けるのか。
家に閉じ込められたらどうするか。
こうやって想定することで、今できることがわかってきます。
防災について意識したことがない方の方が多いと思います。
そういう方は、まず最低でも家族とは、避難場所について打ち合わせをしておきましょう。
まずはそこからはじめてみましょう。
備えることは、保険に入るだけではないのです。
また、阪神淡路大震災の際、生き埋めや閉じ込められた人の救助についての統計があります。
1.7%
この数字はなんでしょうか。
これは救助隊に助けられた人の割合です。
僕はこの数字を見て、思っていたよりも少なく感じました。
それもそのはずです。
自力で脱出、家族、友人、隣人等に救助された割合は9割を超えていたのです。
この結果を見ると、災害における自助・共助がいかに大切であるかを痛感します。
近隣住民とのお付き合いが薄れているかと思いますが、ご近所さんとのコミュニケーションを図ることが、「防災」のスタートでもあるのです。