こんにちは、星野です。
自動車保険が高いなと感じたことはありませんか？
皆さんもご存知の通り、自動車保険には等級制度が採用されています。
事故がなく、保険を利用しなければ1年ずつ等級が一つ上がり、最大20等級まで上がっていきます。
逆に、事故により保険を利用すると3等級下がってしまいます。
では等級が同じで、他の条件も同じであればどの車も保険料が同じになるかというと、それは違います。
保険料を決める要素として「車両料率クラス」というものがあります。
これは車種別の型式によって決められています。
簡単に言うと、その型式の車が、全国的に見て事故や盗難が多い車だと、料率クラスは高く設定されているのです。
逆にコンパクトカーだと、比較的事故は少ない傾向にあります。そのため、料率クラスは低く設定されるのです。
車両料率クラスは毎年見直しがあります。
全国的に事故や盗難が多かった車種は、翌年度の車両料率クラスは上がり、保険料も高くなることがあります。
一度も保険を使ってない方の保険料が上がる場合は、この車両料率クラスが上がった可能性があります。(もちろん保険会社の料率改定の場合もあります。)
あなたが安全運転をして、事故をしなかったとしても、同じ車を運転している方によって保険料が上がることがあるという事実は知っておいてもいいのではないでしょうか。
ちなみに、2015年の盗難被害状況をお伝えします。
1位は愛知県です。ニュースでも報じられていますので、知っている方もいるのではないでしょうか。
ちなみに岐阜県は全国で13位です。意外に上位じゃないですか？
三重県は9位ですので、東海三県は車の盗難被害が比較的多い地域なのです。
また盗難被害が一番多い車種はなんでしょうか。
1位はプリウスです。
盗難被害に遭う車の5台に1台はプリウスだそうです。
2位はハイエース、3位はランドクルーザー、4位はアクア、5位はクラウンです。
ワースト5は全てトヨタ車でした。
良い製品であるがゆえにというところでしょうか。
自動車盗難の認知件数自体は減少傾向にあります。
しかし東海三県は盗難被害が多いというのが現状です。
自動車盗難などによる被害を補償してくれるのは、「車両保険」だけですので、気になる方は付帯を検討してみてください。