こんにちは、星野です。
皆さんは老後資金に対して不安はありませんか?
老齢年金は本当にもらえるのか。不安を煽る情報が色々と飛び交っていますね。
これからは自分でしっかり準備しないと、と思う方も多いことでしょう。
そんなあなたへ。
老後のために資産形成する方法の一つとして、確定拠出年金というものがあります。
この確定拠出年金が、2016年5月に改正法が成立したことによってより多くの方が利用できるものへと変わります。
まず確定拠出年金とは。
老後のために資産形成するための制度で、毎月積み立てていき、それを皆さんの意思によって運用させていきます。その成果を老後に年金として受け取っていくイメージです。
この確定拠出年金には3つのお得ポイントがあります。
①掛金が所得控除の対象(節税)
②運用益が非課税(どんなに儲かっても税金がかからない)
③受け取るときも非課税枠が使える(退職金と同じ優遇枠)
ただ、こんなに良い制度でも、利用できる人が限られていました。
そもそも「企業型」と「個人型」の2タイプがあり、企業型確定拠出年金は会社が採用していない場合は加入できません。
個人型確定拠出年金も加入できる人は、自営業者と企業年金のない会社員のみに限られていました。それが改正によって、公務員、企業年金のある会社員、専業主婦なども対象になります。言ってしまえば現役世代は誰でも利用可能になるということです。
積立の上限はそれぞれ違いますので注意が必要ですが、効果的に老後の資金形成ができる制度を利用できるというのは皆さんにとって朗報です。
2017年1月に規制緩和となりますので、それまでに金融機関からお得なプランなど提示されるのではないかと思いますので、ぜひ注目していてください。