収入が途絶えた場合どうしますか?

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こんにちは、星野です。

先週はガンになった時に想定される支出をピックアップし、それに対する備え方を簡単に説明しました。
今回はその続きです。
そしてその内容は、私が皆さんに特に伝えたい考え方です。
ある調査の中で気になる結果が出ていました。


それはガンに対する意識調査というもので、ガン経験者とガン未経験者に「がんと聞いて最初に何を心配しますか」と聞いたものです。
この回答で、ある違いが見られました。

回答が多い5つの項目として、治療費、転移・再発、家族、死、とあります。
これら4つは経験者、未経験者ともに同じでした。
未経験者の残り1つは、痛みという回答でした。
そして経験者の残り1つは、仕事への不安でした。

治療で半年も休めば、会社を解雇されるかもしれない。
たとえ助かっても、復帰できないかもしれない。
働けないとなると収入はどうなるのか。
こういった考えが頭に浮かぶそうです。
実際、ガン経験者のインタビューなどを読むと、治療中の収入がなくて困ったと答えられる方も多くいました。

ガンの場合でも障害年金に該当する場合もあるそうです。
しかし、障害年金は初めて診療を受けたときから1年6ヶ月を経過した時に、要件に合致すれば支給対象となる制度です。
つまり該当したと仮定しても、1年6ヶ月は何も支給はありません。
その間の収入はどうしますか?

私が備えるべきポイントとして考えるのは、ガンになって働けない状態で、収入が途絶えてしまったときです。
治療費は高額療養費制度の備えがあります。
働けない状態の時は、制度として備えがありません。
この働けない状態に対してこそ、備えるべきポイントではないでしょうか。
家賃、ローン、その他の支払いはとまりません。
これから大切なのは、収入が途絶えてしまった時の備えです。
PS.7月中に、この働けない状態に備える保険が新発売されますよ。