皆さんこんにちは。星野です。
前回に続きまして、息子がお隣さんの車を傷つけてしまった場合はどんな対応ができるのか。
この点について私が強くオススメする個人賠償責任保険を解説します。
オススメ理由1 保険料が割安であること
保険料は月額100円から200円程度のものが多いと思います。
この程度の保険料で保障額1億円や、保険会社によっては無制限で保障する会社もあります。
今回想定したケースは車に対しての損害ですので、車の修理費用が20万円だとしましょう。
子どもが自転車に乗るようになって2年後に発生した事故と仮定した場合、保険料は100円×24ヶ月=2400円。
2400円で20万円の保障ができるのはとても割安です。
また、最近は自転車で相手を死傷させる事故が増えています。
実際に判例としてあるように、数千万円の損害賠償も起こり得る世の中です。
100円を50年間払い続けたとしても6万円です。数万の保険料で数千万の保障が買えるのです。
こんなにもコストパフォーマンスに優れているものはなかなかないでしょう。
オススメ理由2 示談交渉サービスが付帯していること
すべての個人賠償責任保険に付帯しているわけではありませんが、このサービスが非常に心強いものです。
このサービスが使えない、もしくは個人賠償責任保障特約自体に加入していない場合、一番困るのは事故対応です。
当然、相手方とのやり取りには気を遣って対応し、謝罪しなければならないので大きな負担となります。
こういったことは時間のかかるものなので精神的につらいと思います。
それ以上に私が心配しているのは、賠償する金額についてです。
今回想定したケースのように、自動車修理となり、修理費用40万円という見積書が届きました。
はたしてこの金額は妥当なのでしょうか。
もしかすると、本当は20万円の修理費用で十分なケースなのかもしれません。
(判断できず素直に40万円支払うと、20万円も損をしたことになります。ばかばかしいですよね。)
こうしたケースで最も心配なのは、相手側から金額を高く要求されてしますことです。
●金額の妥当性が判断できるのか
●妥当でない場合、どのくらいの金額が妥当なのか
●この意見を相手方に正確に申し出ることができるのか
(相手側は被害者です。加害者側の人間が強く言うことができるのか)
●この交渉を、日々の忙しい日常から時間を割いてできるのか
この4点ができないのであれば、個人賠償責任保険に加入するべきです。
改めて考えてみましょう。
息子がお隣さんの車を傷つけて賠償しないといけない。修理費用は40万円とのこと(実際は20万円で修理可能)。
A.個人賠償責任保険に加入していた場合
事故後の対応は保険会社にお任せ。適正な修理費用20万円を保険会社が支払う。
実質的な負担は個人賠償責任保険の数千円の保険料のみ。
B.個人賠償責任保険に加入していない場合
事故後の対応は親が担当。修理費用40万円とのこと。
こんなに高いのかと不審に思うものの、対応策なく実費で40万円支払い。
(もしくは粘り強く交渉し成功。適正な修理費用ではあるが、実費で20万円支払い。)
こうやってケースを想定すると備えておいたほうが良いと思いませんか?
だから私はオススメするのです。
続きを読む